Q&A – 産業用

設置について

産業用発電システムを設置するには、どのくらいの敷地が必要ですか?

1MW(1000kW)のメガソ-ラ-を設置するのに、およそ1ヘクタ-ル前後の敷地が必要になります。野球場のフェアグランドやサッカ-フィ-ルドがおおよそ1ヘクタ-ル前後の広さとなりますので、同じ広さが必要となりますね。尚、土地の種類によっては使用制限がある場合がありますので、詳しくは都市計画法等を参考にして下さい。

設置費用はどれくらいかかりますか?

価格は設置条件(設置場所、土地の状況等)、送電線への接続条件等によって異なりますが、概ね1MWのメガソ-ラ-の建設コストは1.5億円からとなっています。弊社ではお客様のニ-ズ、条件等をお伺いしてご提案させて頂きます。詳細についてはお気軽にお問い合わせ下さい。

どんなところに設置できますか?

建物の屋根や屋上、壁面、あるいは遊休地などですね。太陽の光が当たるところなら、基本的にはどこにでも設置可能です。


施設における太陽光発電システムの主な活用例
分野 対象施設例 主な用途
公共施設 学校、文化施設、体育施設、庁舎、病院、医療福祉施設、公園等 建物用電源(照明、動力等)、防災用電源 等
民間業務施設 事務所、店舗 等 建物用電源(照明、動力等)、イルミネーション広告表示装置 等
産業施設 工場、事務所、倉庫 等 建物用電源(照明、動力等)
交通関連施設 道路照明、道路等防音壁、船舶航路標識、灯台、駅舎 等 建物用電源(照明、動力等)、電気自動車充電用 等

操作・メンテナンスについて

どのような操作が必要ですか?

日常の操作は必要ありません。太陽光発電システムは、日の出とともに自動的に運転を開始し、日の入りとともに自動的に停止しますので煩わしい操作は一切ありません。

清掃の必要はありますか?

通常汚れは風雨で洗い流されますので、清掃の必要はありませんが、激しい汚れがついた時は、設置いただいた施工業者にご相談ください。

日常のメンテナンスは?

日常のメンテナンスは特に必要はありませんが、正しく発電されているかどうかの点検は必要です。

鳥の糞等で汚れたときどうするのですか?

鳥の糞等が付着した場合、受光障害により発電電力が低下します。また、汚損が著しい場合は、その太陽電池セルが周囲のセルに比べて温度が上昇し、長期的には好ましくありません(ホットスポット現象)。このような場合は、施工業者にご相談ください。

運用について

公共産業用太陽光発電システムのしくみについて教えてください。

公共産業用太陽光発電システムの仕組みには、「系統連系型太陽光発電システム」と「独立型太陽光発電システム」があります。 「系統連系型太陽光発電システム」とは、電力会社と発電した電力をやり取りするといった、最も一般的なシステムで、平成24年度固定価格買取制度がスタ-トし、10kW以上の太陽光発電システムについては、発電した電力をすべて電力会社に売ることが出来るようになりました。 「独立型太陽光発電システム」とは、電力会社の電力を使用せず、太陽光発電で発電した電力を蓄電池に蓄えることにより、必要なときに電力を供給することができ、インバ-タを設けず、直流ポンプなどに使用することもあります。

年間の発電量はどれくらいになりますか?

設置場所、日射量等の要因によって発電量は変わります。1MWのメガソ-ラ-では、年間約100万kWh以上の発電量が見込めます。これは一般家庭約300世帯が年間消費する電力量に相当しますので、かなりの発電量が見込めるということになりますね。 弊社では、設置場所等の情報をもとに、発電量のシュミレ-ションも行っています。

売電収入はどれくらいになりますか?

再生可能エネルギ-の全量買取制度による2020年4月より10KW~50KWは13円(税抜)、50KW~250KWは12円(税抜)に改定されました。買取期間は20年のままです。 条件によって異なりますが250kWクラスのメガソ-ラで年間発電量25万kWhを見込んでいる場合は、年間300万円(税抜)程度の売電収入を見込むことが出来る計算になります。

太陽光発電に関するお問い合わせ TEL 0120-31-2326